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歩行瞑想中は視線を意識せず、足裏に注意深く集中

ヴィパッサナー瞑想、1年目のわたしへ

もしかするとあなたは今、
歩行瞑想中の視線の置き所で悩んでいるかもしれません。

たしかに、
ある人は「前方の一点に集中」と言い、ある人は「3m先の床に落とす」と言っています。

しかし、
視線の置き所を考える必要はありません。
身体の感覚、足裏の感覚に集中しましょう。

なぜなら、
身体、足裏の感覚に集中が高まってくると、自然に視線は落ち、一定の状態で落ち着くからです。

重要なことは、
足裏の感覚に集中することです。足裏と床が作りだす足跡が生まれては消えていく様子を注意深く観察しましょう。


歩行瞑想中は視線について考え、意識を向ける必要はありません。

視線は身体の感覚に集中した結果、しかるべきところに落ち着きます。

集中が高まることが原因で、視線が定まることは結果です。

歩行瞑想を行いながら、原因と結果に正しく気づいていきましょう。


2023年のわたしより

追伸
身体の感覚に集中できたとき、視線は3m程先の床に向き、

視界の手前側に踏み出した足の先がチラチラと見えるくらいになります。
しかし、床にピントがあっているわけではありません。
もし、床にピントをあわせようとしたら、その瞬間、身体への集中が乱れます。